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4月21日

夜、アントンが誘ってくれたのでギャラリーめぐりへ。金曜の夜なので、あちこちオープニングパーティーをしてる。まずはバスで2駅乗った先にあるフラパントへ。懐かしい。フラパントは、使われてない古い建物にアーティストたちが入り込んで、アトリエやギャラリーとして自主運営をつづけている建物で、ぼくの知る限り2代目かな。初代は取り壊されて、いまはIKEAになってる。6年前は知り合いのアーティストたちはみんなここに部屋を持っていたけど、いまは誰が残っているんだろう。まあなんというか、京都でいえば西部講堂まわりの雰囲気に非常に近いかんじの建物です。

次いで、SバーンでSternschanzeまで移動、ギャラリー Hinterconti へ。ここは再三お世話になってるDruckdealer の真向かいのインディーズっぽい空間。小さい展示室が3連、細い廊下で連結されており、バーも付いてる。よく名前を聞くし、人気のスペースなんだと思う。今日も盛況だった。実は来月ここで、ぼく含む日本人作家のグループ展をするので下見のつもりで熱心にウロウロする。空間ナイス、集客ナイス、釘オッケー、照明は蛍光灯のみ調整不可、スタッフは常駐しない、作家在廊なら物販自由。オーケー、オーケー。

もうひとつ、近くのギャラリーを覗いて、まだまだ友人たちと話し込むアントンと分かれて、帰る、前に、近所で営業中の移動遊園地を歩いてみた。観覧車やジェットコースター、ゴーカート、お化け屋敷なんかがあって、かなり大きい。メロウでノスタルジックな気分にひたろうと思ってたんだけど、とんでもない、ものすごくギラギラしたバッドテイストな世界に圧倒された。ピノキオじゃなくても悪い国に連れて行かれそう。あらゆるイラストや人形がぼくには怖いけど、ヨーロッパのこどもたちはこれ、ふつうに楽しいの?どの展示よりインパクト大。笑った。

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